山田明義 Schedules ホーム »日記
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アマゾンサスペンス劇場  

...俺は、山道を走っていた。

ヘッドライトが映し出すもの、それは闇に潜む魔物たちの群れ、、



アスファルトを外れ、樹海の中へゆっくりと車を転がし、
ようやくここだという場所を見つけた。

あたりを確認し、トランクからそれを引っぱり出したその時だった。


「おい!!何をしている!!!」



迂闊だった。
警官はライトを浴びせながら迫って来る。

万事休す!
俺は、、俺はその時思わず、、叫んだのだった。







どうも。
間違えて買ってしまったノンアルコールカクテルを
飲んでいたのにまるで酔っぱらった時のような暴言を
テレビに吐いていた迂闊な30代独身、
(低保証のガン保険加入中)売れ残りの明義です。

最近めっきりギターを弾くことも少なくなってしまって、
ちょっとこれはいかんぞ、ということで、休日などには
ふらっとスタジオにでも入ろうかと思ったりしているわけですが、
持っているギターが故障してまして、今日は近くのビンテージギターショップに
修理してもらいに行って来ました。
なんだか、そういう行動をしているだけで嬉しくなっているのは
もう重傷ですね。ただのアマチュアっすね。
まあ、何事も波はあるものです。人はそう簡単には変われないと思うので、
少しずつ、自分のペースで音楽に向き合って行きたいと思います。



先日、アマゾンサイトで、いろんなものを検索してました。
今や、自宅にいながらにして、何でも手に入る時代なんですね。
批判的な方々も大勢いますが、所詮、世の中金だとかバイトだしとか
家族の為だなんて言いながらろくな仕事もしないような愚民から
商品を買うぐらいならよほどマシだとは思ったりして、
なんとも切ないような、寂しいような、でも便利ですね。

ま、それはいいとして、
ふと思いついて、このご時世、科学技術の進歩を思えば、
最近のダッチワイフってどんなものなのかなあと検索してみたんですが、
約70万円の最高級ダッチワイフがアマゾンで買えるようで、
それはもうシリコンだのなんだかわかりませんが、肌触りも髪の毛も
それはリアルで驚きました。

もちろん、かくかくじかじか、人間としてあるまじき恋愛という前述を踏むのは
大前提ですが、しかしながらこれがまた、あまりバカにできないというか、
相手が自分のことを愛してくれているかどうか、
相手が自分を求めているか、触れたがっているのか、
そのすべての答えをあろうことか勝手にこちらが設定でき、
あとは好きな気持ちを、好きなようにぶつけることができる、
精神不安定な時も、殴ろうが、蹴ろうが、切り裂こうが、
何をやっても許してくれる、他の女の子と寝ようが、何しようが、
帰ったらちょこんとソファに座って、自分だけを待っていてくれる。
そんな、ある角度から考えてみれば理想の彼女が、たった70万で
手に入るわけですね。

それで、実際に私がわりと収入が増えたら、人生経験という意味も考えて、
購入して、名前でも付けてみたら面白いかもなあ、と思ったわけです。
部屋に仏像を置いたり、ペットを買うとか、ヤドカリを買うのと同じように、
私は独りじゃないと思える可能性があるかもだとか、
寂しい時は添い寝をして、現実に想う女の子や過去を重ねて
自分を慰めることもできるかもしれない、もちろん、生身の人間界では
汚らわしい風俗店に行き、どこの馬の糞女相手でしか実現できないような変態プレイも
”清く、清潔に”実現できるかもしれないと思えばそこそこ面白いのかなと。

そう思って夢を膨らませていた矢先に、
とある問題が生じたわけです。

みなさんは、仮にいらなくなった仏像を捨てることはできますか?
できないですよね、人形レベルならなんとか勇気を出して捨てることは
できるかもしれませんが、等身大のリアルなダッチワイフを、
しかも、何年も日常を共にし、ドラマを生んで支えてくれたダッチワイフを
ゴミの日に捨てるなどできやしないじゃないかと。
仮に、ゴミの日に捨てるにしても、指定されたゴミ袋の一番大きなやつに、
頭や腕や足を切断して入れようものなら、ちょっとした事件にもなりかねない、、

これは困った!と、夜中に悩み始めたわけです。


そして、辿り着いた答えは、「山に捨てにいくしかない」。
毛布にくるみ、トランクにぶっ込んで!


そういうわけで、今回の妄想ドラマ。
いよいよ警官に迫られた私は、警官に叫んだわけですね。

「こ、、これは、、、だっちわいふなんですぅぅぅ!!!!」


やばいですねこれは。



しかし、ダッチワイフを不法投棄して何時間も警察署にいるってのも、
相当シュールですね。
しかし、現実と非現実の狭間が曖昧なことって多くなってますから、
ダッチワイフだと思い込んでいたが実際には、、という現実も
あるのかもしれない、、、


くれぐれも、ダッチワイフご購入の際は、計画的に。


















category: 日記

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祖母の死。人生の階段をまた登る。  

父方の祖父は、
高橋家でした。
その祖父が、
ご縁により
山田家に養子として
縁組みになったのです。

父方の祖母は、
山本家の娘で、
やがて祖父と出会い、
結婚しますが、
要するに、

血縁という意味では、
高橋家、山本家の
血を継いでおり、
山田家とは繋がって
いないのです。

そういう意味では、
新生山田家としては、
私は三代目にあたるわけで。
高橋家としては
何代目になるのかは
わかりませんが、
戸籍上、無縁となっているわけですね。

祖父は私が高校生の時に、
亡くなりました。
親父が42歳の厄年に、
厄除け願掛けとして
購入した一戸建てに
引っ越したのですが、
敷地が狭く、
一階がリビングのみの
間取りだったので、
祖父祖母の部屋が
二階になってしまい、
そのことが直接的な
原因とは捉えたくないですが、
祖父が階段途中から
転落して、頭を打ち、
それきり、退院することなく往生したのでした。
そのことを父親は
悔いてました。
その後すぐに、改築し、
一階を和室にして、
二階に炊事場を上げたわけです。

まだ祖父が病院にいた頃、
父親がある日見舞いに行くと、
ヘビースモーカーだった祖父は、
父親の胸ポッケに収まっていた煙草を
すごく欲しがったそうです。
父親にとって、
その姿があまりに心に残ったようで、
すぐに禁煙を始めました。
そして、頭を丸めて
身を引き締めたと言います。

そうこうして、
祖父が亡くなったあと、
祖母は今日までの、
約15年を生きました。

祖母は、昔から
日本舞踊や、歌を
趣味として、老人会などの
舞台に出たりしてました。
普段も、暇があれば、
テープレコーダー片手に、
歌の練習をしてました。
機械の調子が悪いのよと、
見てあげたこともあります。
祖母は、週に何度か、
カラオケ喫茶に行くのが
楽しみでした。
内職は着物の手直しで、
部屋で座りっぱなし、
針仕事でしたので、
時々は外に出るのが
嬉しかったのでしょう。
引っ越したあとも、
近所のカラオケ喫茶を
どこからか探し出して、
通うようになりました。

ある時、
その途中の道でつまづいて
転倒してしまい、
それから少し脚を悪くして、
なかなか外に行けなくなりました。

しばらくすると、
ボケが始まります。
まだ、完全なものでは
ありませんでしたので、
意識ははっきりとしていて、
会話もできてましたが、
例えばベタに、
ご飯はまだかとか、
同じことを何度か言ったり、
部屋を出て、廊下を歩き、
玄関で二階を見上げてから、
再び部屋に戻る。
まるで、ストレスの溜まった動物園の熊のように、
いつまでも、
部屋と玄関を行ったり来たりするようになりました。

やがて、本格的に
脚が悪くなって
車椅子生活が始まります。

その頃から、
老人福祉施設で
お世話になることに
なりました。

わりと長い間、
施設にいて、
いくつか転々としましたが、
その間に老化は進み、
意識も次第に曖昧なものに
なっていきました。

その経過は
まさに人生を逆走しているかのように、
子供のようになってゆく祖母の姿。
テレビを見ては、
突然笑い出し、
音楽が鳴れば、
手を叩いて喜んでました。

いつからか、
もう私のことも、
兄弟や、自分の息子娘の
こともわからなくなったようでした。
まだ、生活を共にしている施設の介護士の方の方が
安心感を抱いているように見えました。

そして、
夏ぐらいに肺炎になり、
その影響で首筋の筋肉が
固まってしまい、
うまく食事ができなくなります。
先月、悪化して、
施設から入院しましたが、
その際に医者から
胃瘻か点滴治療かの
選択を迫られました。

最初、親父は胃瘻手術して、
施設に戻してやりたいと
言ってましたが、
医者との話し合いや、
私含め、家族の意見も踏まえて、
点滴で院内生活に変え、
静かに寿命を迎える方向を
選びました。
胃瘻手術でのリスクが
大きいこともありましたが、
私は医者との話し合いで
とても印象深い言葉を
忘れられません。

"医療技術をもってして、
延命治療をすることが、
本人にとって、人間の生にとって、
必ずしも正解と言えるのでしょうか"

私は、
急に泣けてきました。
きっと、毎日毎日、
何人もの家族に対して
その表情、声色で、
そんなありがたい言葉を
丁寧に伝えているんだなと
なんとも恐れ多い、
家族にとってはかけがえない命ですが、
世の中には一刻を争う人、
まだ若き命もたくさん
病に晒されているでしょう、
医者の神の手が足りていない昨今では、
個人主義感も
さすがにどうかと
思わざる得なくなりました。

ま、それはそれとして、
いろんなこと、
良い点良くないと思われる点を
踏まえての判断、
点滴治療にて、
病院を短期で転々と
する道を選んだわけです。

そんな矢先、
お迎えが来たんですね。

父親は諸事情により、
ちょうど韓国へ
出かけていまして、
本日、帰宅途中での
出来事でした。
父親は、先月、
そのことを懸念してましたので、
そういう点では
なんともギリギリな
タイミングでした。

私はなんとか、
職場の方々の温かなご協力もあり、
無事に帰省し、
これから三日間、
葬儀を終えるまで、
山田家三代目として、
力添えをしたいと思います。


祖父、祖母の
この死までの物語を、
自分の父親と母親に変え、
妄想にふけってみれば、
今日の父親の気持ちは、
あまりに計り知れない。

ここで、
いち自分の人生を
世界の中心と捉えるならば
祖母の死が、
またひとつ、
私自身の人生の階段を
一段上がることになりますね。
祖父祖母が消え、
やがて両親も消えたら、
孤独が待っているのでしょうか。
そのことを考えたからといって、
子作りへの扉を
覗く気持ちはまだありませんが、
なんだか、
目先のものを追いかけて来た私の人生を、
空高くから
全景を見下ろしたような、
そんな感覚を抱きますね。

家族はかけがえない。
アンチマリーの私も、
それだけは、
祖父祖母両親の名にかけて
死ぬまで信じ続けることだと思います。

ありがとう、ばあちゃん。

山田幸枝。
90歳。
大往生万歳。

category: 日記

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余命2ヶ月。  

…親族の方は、なんとか延命を望まれますが、果たしてそれが本人にとって本当に良いのか、、寿命というものをどのように受け入れるのか、ということも考える必要があるのではないかとわたくしたちは思っております…


陽射しが温かな昼間の病棟内というのは、非日常さがすこし和らいで見える。
その窓際で、ただ一点を見つめるだけの祖母。
呼びかけても反応が無いことをわかっていながら、
妹は、あなたの孫を連れてきました、と、優しく語りかけていた。



あ、お久しぶりでございます。
膝枕で耳を掻いてくれ、ばりに、
膝枕で"白髪"を抜いてくれ、と、わりと切願しそうなほど、
尋常ではない栄養不足に
陥っている30代独身がん保険加入中の明義です。

久しぶりのoverall+公演に
合わせた
ステシュラのアコワンマンも終えまして、
関西滞在もすでに5日目。
案の定、
アルコールを摂取することによってようやく覚醒する、
という身体の状態であります。

このあと週末には、
富山に住んでいる弟のところへ、親父と2人で孫の顔を見にいく、というイベントが待ち構えておりますが
それまではめいっぱい、
正月を先取りしようと思います。

年内最後のライブは、
12/13、渋谷HOMEにて、
ステレオシュライン、ソロアコです。わりと遅めの時間からですし、忘年会の曜日は敢えて外した日程にしましたので、是非とも、
"勝負下着にお年玉を挟んで"ご来場ください。ちなみに男女問わずね。
予約などはhttp://overall.jpか、Twitterで@GRANDSHRINEにリプライを。


最終的に、モノが食べられなくなり、胃ろうか点滴かという選択に迫られ、
どちらを選んだとしても、
余命に大差は無い。
胃ろうにすれば、福祉施設に戻れるが、痛みを伴う手術であり、リスクも伴う。
点滴では施設にはもう戻れない。死を迎えるまで病院を転々とするしかない。

ソーシャルワーカーとの
話し合いも経て、
親父はやはり点滴にしようか、と言った。


もう、わかってる。
ボケだの、無意識だの、余命だの、
そんなことで泣いたんじゃない。

自分でもなんで
こんなに不安なのか、
わからんけど、

なんだか、
どこまでが生で、
どっからが死なのか、
それがあまりに曖昧だからなのかもしれない。

ばあちゃんは
かわいそうなんかじゃない。
ばあちゃん、なんも考えてへんよ、
ただ、生きてるだけ。
生かされてるだけ。

ばあちゃんは、、、

ごはん食べられへんくなったからかわいそうとか、、


そんなん


ちゃうねん





早くて二カ月で
ばあちゃんは死にます。

category: 日記

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テムと娘たち。  



妹の娘と、吉田の娘。

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まさかの人登場。  


category: 日記

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